2012.08.13

8/13 いよいよみちのく入り!その前に淡路島総集編。

今日からみちのくです。
水曜日に淡路島から帰ってきて、木金土日でラストスパートをし、月曜日にみちのくに入るというスケジュール。
そこから何を作るのかといえばap fes。本当です。ライブツアーではないのです。
フェスを作ろうというのです。あのap fesをです。そんなこんなで遂に3ヶ所目です。。。

常にネクスト会場と向き合いながら進んできた今回の旅。このみちのくでは次の事を考えなくて良い。
ラッキー!とか、そんな場合ではなく、今まで後ろ倒しにしてきた落とし前をつけねばならい最終の土地でもあります。

先日の淡路島公演は「安藤忠雄先生の夢舞台、野外ステージを使う。」というお題と共に「潜在的に魅力あるこの会場をフル活用しなくてどうする!」
という本能的な反応と、「ap bank fesの初の関西圏開催って言ってもしょぼかったね。」とは絶対に言わせない。ap fesらしくこの会場とコラボしたい。
というイベント統括としてのモチベーションを糧に、「それはむずかしいですね。」とか「そんなに広げても人来ないでしょ?」
といったネガティヴなイメージや自分自身の弱気と戦いながらのフェス制作になりました。
結果は大成功。
会場の隅々までをお客さんが楽しんでくれたことに我々はもちろん、「こんなの見たことがない!」と公園の方も喜んでくれました。
我々の提案した「今まで使ったことのないやり方」に対して明石海峡公園の方や淡路夢舞台の方の寛大なご理解とご尽力によって実現し、
そして来場された皆様のフェスを楽しもう!という勢いや興味本位?との組み合わせで導かれた成功だったと思います。
ありがとうございました。

というわけで
まずは淡路のダイジェスト写真をお送りします。

夜のkurkku terraceです。
行きました?昼も夜も最高でした。

山も海も。ステージからの眺めも最高だった。とBank Bandの皆さんも言ってましたよ。

今回の試みの一つ、野外ステージ。

実は通常と逆に使用する、という荒業にトライしました。
つまり、ステージの後ろに見えるのが本来の客席なのです。
「客席まで屋根を付けたら本来の造形としての見栄えを失うし、お金もかかるし、でも暑いよな~。」
と考えていて思いついたのが、
「ステージを逆に向けてこの水張るところを客席にしてしまって足を入れてもらおうよ。ベンチとかも入れて。その方が気持ちいいでしょ。」
というアイディア。
当然、今までそんな使い方したことがないので、安全面などを考慮し、会場の方とも丁寧に打ち合わせをし、実現にたどり着きました。
今回の写真を見た安藤忠雄先生も「こんな使い方があるんか!」と驚かれたそうです。
小林さんと一緒にお会いしたことがあるのですが、今回は来られなかったので観ていただけなくて残念だなあと思っていたのですが
写真を通じて世界の安藤忠雄を驚かすことができて嬉しいです。よくよく考えたらこれも立派な安藤建築とのコラボですからね。たぶん。
トークステージに登壇した小林さんも「ゆるくていい!」と気持ち良さそうでした。

今回の施工&装飾の功労者、オムニのアライリュウ×4連発。
月をバックに勝ち誇るリュウ。

トランシーバーで部下の「課長」に指示を出すリュウ。
怒るとトランシーバーでも「だまれ!」と言います。

kurkku terraceのできに自信をのぞかせるリュウ。

「飛び出し坊や」を運ぶリュウ。

「飛び出し坊や」ってご存知ですか?
よく田舎にいくと道路脇で子供の飛び出し注意を喚起するあれです。
今回の「飛び出し坊や」はもともと会場にあるわけではなく、地元淡路島の「NPOアートセンター」との
コラボレーションにより、多くのクリエイターさんに参加頂いて設置されたものです。
かなり道が入り組んでいて複雑な会場だったので道しるべに何か欲しいですね、と
NPOアートセンター山口さんと事務局の白鳥アイちゃんと話していたところから生まれたアイディアです。
この後、約20人いた「飛び出し坊や」は「飛び出し坊や」としての仕事探しにそれぞれ公園の外に旅立っていきました。

おつかれアイちゃん。奥には李さん。

おつかれサナダ。

おつかれひこにゃん。

マツオ本部にて。ノズル高橋さん、松尾さん、ハチさん。

最高の夕方。

ケイタさん…?

北條さんのドラムチェック。

舞台監督マスダさん。
「ではそろそろ前説行きます!」と言っています。
緊張のひと時。

前説を待ち構える英雄さんとローディーチーム。

開演を待ち望むお客さんの熱気。
ステージ上でこのパワーと数時間渡り合うミュージシャンって本当に凄いなっていつも思います。

美しい安藤建築。

美しい淡路島の夜明け。

はちさんとリュウ。

淡路島お疲れ様でした。
今度はゆっくり訪れたい。

モリマサシ